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VIETIS EDUCATIONがウェビナー「テスター – IT業界におけるキャリアチャンス」を成功に開催

2023年9月23日、VietIS Educationによって主催されたウェビナー「テスター - IT業界におけるキャリアチャンス」が、講師Nguyen Tuyet Nhung氏からの有益な共有で、盛況に行われました。

VietIS Educationは、17年間にわたる実務経験と知識を持つ講師Nguyen Tuyet Nhung氏が、視聴者にとって役立つ情報を提供できたと確信しています。
ウェビナー「テスター - IT業界におけるキャリアチャンス」では、CMC Global社のテストセンターの社長であるNguyen Tuyet Nhung氏が登壇しました。

本ウェビナーには、さまざまな業界からの多くの視聴者が参加しました。参加者全員の共通点として、テスターという職業に特別な関心を持ち、この分野でキャリアを築きたいという強い願望があったのです。

今回のイベントにおいて、講師はソフトウェアテストの基本的な知識をシェアしました。また、Nguyen Tuyet Nhung氏はデジタル時代におけるテスターのキャリアチャンスと将来展望についても強調しました。また、テスト業界の市場需要が非常に大きいことを明言しましたが、テクノロジー業界全般およびテスター職で競争するには、自習能力と職業に対する真摯な姿勢、そして機会を掴む力が重要であると述べました。

このセッションは視聴者から多くの関心を集めました。
VietIS Educationは、講師Nguyen Tuyet Nhung氏およびご参加いただいた視聴者の皆様に心から感謝します。今後のVietIS Educationのイベントでも皆様のご支援を頂けますよう、よろしくお願いいたします。

ウェビナー: セキュリティテスト – デジタル化時代におけるスキルとキャリアパス

セキュリティは、世界的なデジタル化の過程において重要な要素の一つとなります。IT分野に興味がある方はセキュリティテストという可能性に満ちた分野について、無料ウェビナー「セキュリティテスト - デジタル変革時代におけるスキルとキャリアパス」でVietIS Educationと一緒に学びましょう。

ウェビナーイベントの公式情報:

セキュリティテスト - デジタル変革時代におけるスキルとキャリアパ

今回のウェビナーでは、CMC Global社のセキュリティおよびパフォーマンステストリーダーであり、情報セキュリティ分野で7年以上の経験を持つNguyen Thai Hung氏が講師を務めます。このセッションでは、講師Nguyen Thai Hung氏が以下の重要な質問に答えながら、セキュリティ課題について議論します:

►デジタル化とは何か、そしてソフトウェア開発におけるセキュリティの重要性

►セキュリティは難しいのか? - セキュリティ分野の課題と機会

►セキュリティスペシャリストになるにはどうすれば良いのか? - 具体的で実践的なキャリアパス

►ライブQ&Aセッション

イベントの詳細は以下の通りです:

日時: 2024年10月17日(木)20:00 - 21:00

形式: Google Meetによるオンライン開催

言語: ベトナム語

参加費: 完全無料

参加登録リンクはこちら: https://forms.gle/D81e4xDfdwRVWNQr8

VietIS Educationは、このウェビナーが視聴者にとって有益な情報と貴重な経験を提供できることを願っています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

「Pen Testを趣味で始めてみたら、予想以上にハマってしまいました!」

当センターでは、ペンテスト入門クラスで学んでいた男性受講生が今も強く印象に残っています。一見すると内向的で寡黙な印象でしたが、いざ学習が始まると、熱意にあふれ、活発な一面を見せました。深夜12時を過ぎても、講師に質問を投げかけ、議論を深めようとする姿が印象的でした。

「最初は、コードを書くよりもペンテストの方が面白そうだと思って、この講座を受講することにしました。ただ単に楽しみたいという軽い気持ちで始めたのですが、予想以上にハマってしまいました!」

ギアさんは、Pen Testを選んだ理由についてこう話します。「私は情報科学科の学生です。自分自身、好奇心旺盛で、新しいことを発見したり、自分の能力を試したりするのが好きなんです。だから、プログラミングだけでなく、別の分野にも挑戦してみたかったんです。」

VietIS Educationでの講座受講後、ギアさんはこう語りました。「この場を借りて、Hung先生に心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。先生は、単に知識を教えてくださっただけでなく、時間をかけて熱心にサポートしてくださり、特に、私に自信とPen Testへの情熱を持たせてくださいました。」

今ではギアさんは、攻撃側(Red Team)として自分の道を定めました。毎日、時間を費やして、自分の興味のある分野について研究し、学んでいます。単に「面白そうだから」と勉強していた情報科学科の学生から、ギアさんは、自分が本当に好きな仕事を見つけました。

ギアさんの挑戦は、私たちに多くのことを教えてくれます。

1. 速く行くか遅く行くかは重要ではありません。重要なのは、一歩を踏み出すことです。

2.いつ始めるかは問題ではありません。大切なのは、今日から始めることです。

3.興味のある分野なら何でも挑戦してみましょう。費やした時間は決して無駄になりません。

ペネトレーションテストへの道は長く険しいものですが、VietIS Educationは、ギアさんがすでに順調なスタートを切っていると確信しています。将来、大きく飛躍できるよう、心から応援しています。ギアさんのセキュリティテストエンジニアとしての活躍を期待しています!

テスト自動化とは? テスターに必要なスキル

テスト自動化は、ソフトウェアテストの一環であり、プログラムやソースコードを自動的に検査するための強力なツールです。手動テストと比較して、効率性が高く、障害を減らし、単調な作業を軽減することができます。

では、テスト自動化とは具体的に何なのでしょうか?そして、テスト自動化を行うためにテスターにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。この記事では、これらの疑問にお答えします。

テスト自動化とは

テスト自動化を行うためには、テスト自動化ツールと呼ばれる専用のツールを使用します。このツールを使って、各テストケースに該当したコード(スクリプト)を作成します。そして、テスト自動化ツールは、このスクリプトに基づいてプログラムを実行し、テストを行い、テストケースに応じて結果(成功/失敗)を出力します。

現在、多くのテスト自動化ツールが存在しますが、その中でも特に有名なものとして以下が挙げられます。

  • Selenium: オープンソースで無料で利用できる、Webアプリケーション向けのテスト自動化ツールです。Windows、macOS、Linuxなど、さまざまなプラットフォーム上で動作し、Java、JavaScript、Pythonなど、複数のプログラミング言語に対応しています。
  • Appium: モバイルアプリ(Android、iOS)向けのオープンソースのテスト自動化ツールです。Java、Python、C#などのプログラミング言語に対応し、実機やエミュレーター上でテストを実行できます。
  • Cypress: Webアプリケーションのユーザーインターフェースをテストするためのツールです。Windows、Linux、macOSに対応し、エンドツーエンドテスト、統合テスト、単体テストなど、さまざまな種類のテストを実行できます。
  • Postman: API、特にREST APIを扱うためのツールですが、テスト自動化機能も備えています。APIのテストだけでなく、CI/CDパイプラインとの連携も可能です。
  • Apache JMeter: Webアプリケーションの性能テストを自動で行うためのオープンソースツールです。

テスト自動化の実行プロセス

プロジェクトにおいてテスト自動化を採用するかどうかは、プロジェクトの性質やチームメンバーのスキルセットに大きく依存します。テスト自動化には、テストスクリプトの作成能力など、一定のスキルが求められます。

一旦、テスト自動化の実施が決まれば、以下のステップに従って進めていきます。

1. テストツールの選定

テスト自動化には様々なツールが存在し、それぞれ特徴や得意とする分野が異なります。ツール選定の際には、以下の点を考慮する必要があります。

サポートされるプログラミング言語:Java、JavaScript、Pythonなどの言語に対応しているか。

対応するテストの種類:統合テスト、単体テスト、システムテストなど、プロジェクトで実施したいテストに対応しているか。

対応するプラットフォーム:Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリなど、テスト対象のアプリケーションが動作するプラットフォームに対応しているか。

レポート機能:テスト結果をわかりやすく報告できる機能が備わっているか。

2. テスト自動化の範囲の決定

テスト自動化は、以下のような特徴を持つ課題に適しています。

  • テストするデータ量が大きい
  • 複数の画面や機能でテストケースの再利用性が高い
  • 複雑なテストシナリオ: 手動テストでは実施が難しい、大量の同時アクセスや特定の条件下での動作検証など
  • 結果を検証する論理的な可行性:例えば、アプリケーションのUXを評価するためにテスト自動化を用いるのが非常に難しい場合

これらの特徴を踏まえ、プロジェクト内でテスト自動化を適用する範囲を決定します。

3. テストケースとスクリプトの作成

この段階では、具体的なテストケースに基づいて、テスト自動化ツールで実行するためのスクリプトを作成します。これは、プログラミングと同様の作業であり、作成したスクリプトは、他のプロジェクトや機能でも再利用できるよう、モジュール化を進めることが理想です。

4. テスト自動化の実行

5. 更新と保守

テスト自動化ケースは、まるで小さなプロジェクトのように管理する必要があります。ソフトウェアやアプリケーションが変更されるたびに、テストケースもそれに合わせて更新・修正する必要があります。これにより、テスト自動化の有効性を維持し、常に最新の状態に保つことが重要です。

テスト自動化エンジニアに必要なスキル

テスト自動化エンジニアを目指す方は、まず手動テストに関する基礎知識、テストの種類、手法をしっかりと身につけることが大切です。テスト自動化の技法はすべて基本的なテストに関する知識に基づいているため、テスト自動化は職業能力を拡張するためのツールとして捉え、独立した道としてではなく考えるようにしましょう。

テスト自動化エンジニアには、以下のスキルが求められます。

  • オブジェクトの識別:Webアプリケーションの対象要素を、HTMLやXPathなどの言語を用いて正確に特定するスキル
  • テスト自動化ツールの選択:Seleniumのような一般的なツールから、プロジェクトに適したツールを選択する能力
  • プログラミングスキル:テスト自動化ツールでスクリプトを作成するためのJava、Python、C#などのプログラミング言語の知識
  • コーディング、デバッグ、IDE活用のスキル
  • 継続的な学習:テスト自動化の分野に関する新しいツール、技術の学習能力

まとめ

テスト自動化はソフトウェアテストの一分野であり、現在も発展を続けており、プロジェクトの開発においてますます重要な役割を果たしています。テスト自動化エンジニアになることは、あなたのキャリアにとって大きなステップアップとなるかもしれません。この記事では、テスト自動化の概要と、テスト自動化エンジニアに必要なスキルについて解説しました。

この記事が、テスト自動化に興味のある方にとって、少しでも参考になれば幸いです。今後も、この分野に関する情報を発信していきますので、ぜひご期待ください。

ブリッジSEとは?役割と必要なスキルをわかりやすく解説!

ブリッジシステムエンジニア(BrSE)は、IT分野におけるポジションであり、ますます需要が高まっています。VietIS Eduと一緒に、ブリッジエンジニアについて学んでみましょう。

1.ブリッジSE(BrSE)とは?

BrSEとは?

ブリッジシステムエンジニア(BrSE)とは、英語でBridge System Engineerの略称です。その名の通りこのポジションは、ITプロジェクトにおいて、顧客とプロダクト開発チームの間を取り持つ役割を担う人材を指します。日本企業とのコラボレーションプロジェクトでは、ブリッジSEが顧客との相互理解を確保し、プロジェクトの進捗管理を行うことが求められます。

IT業界の採用市場では、ブリッジSEは IT業界において非常に重要な役割を果たしていますが、人材不足に悩んでいます。なぜなら、ブリッジSEには顧客とのコミュニケーションに必要な日本語能力(N2以上)と、ソフトウェア製品の助言・提案・意見交換をできるように技術的な知識の両方が求められるからです。

顧客のニーズを理解し、開発チームに適切に伝えるとともに、開発計画や進捗状況を顧客に説明する役割を担います。優れたコミュニケーション能力と技術的な知識を兼ね備えた人材が求められています。

2.ブリッジSEとしての役割と必要なスキル

2.1.なぜブリッジSEが必要とされるのか?

ブリッジSEは、プロジェクトのあらゆる段階で、顧客と開発チームをつなぐ役割を担います。その業務は多岐にわたり、プロジェクトの規模や性質によって変化します。ブリッジSEの役割を要約すると以下のようになります。

ブリッジSE = ビジネスアナリスト + プロジェクトマネージャー + 開発者 + テスター

営業段階では、専門性の高いチームを編成する必要はありません。この段階では、ブリッジSEが顧客との窓口、計画立案、直接コーディング・テスト、製品デモなどの業務を一手に引き受けることができます。つまり、BrSEには以下のような役割が求められます。

ブリッジSE = ビジネスアナリスト + プロジェクトマネージャー + 開発者 + テスター

2.2.ブリッジSEの仕事内容

ブリッジSEの日々の業務内容

企業の事業領域によって異なりますが、一般的に以下のような業務が含まれます。

  • メールの管理・対応、顧客とのコミュニケーション
  • 日々の作業計画の立案
  • プロジェクトの進捗管理と品質管理
  • 定期的な進捗状況の評価
  • 週次/月次報告

ブリッジSEは自社と顧客双方との調整役を担い、両者の密接な協力体制を確保する必要があります。そのため、常に最新の情報を共有し、お互いの理解を深めることが重要です。

プロジェクト内での業務内容

ブリッジSEの業務は、プロジェクトの段階によって変化します。主な業務は以下のように分類できます。

  • プロジェクト開始時:研究、計画立案、準備
  • プロジェクト実行中:プロジェクトの活動の管理・監督、生産性及び品質を向上するための戦略や手法の見直し
  • プロジェクト終了時:総括、製品テスト、顧客への引き渡し

BrSEには、状況に応じて柔軟に対応し、高い生産性と品質を維持する能力が求められます。

2.3. ブリッジSEに必要とされる資質

専門知識

一部のBrSEポジションでは、翻訳・通訳業務が中心で、コーディングスキルは必須ではない場合もあります。しかし、本格的なBrSEとして、大規模なプロジェクトに携わるには、コーディングスキルが不可欠です。プロセス全体を理解し、自ら実行したり管理したりできる能力が求められます。

外国語能力

顧客の所在地によって、必要とされる外国語が異なります。ただし、少なくとも英語とクライアントの母語の2カ国語に堪能であれば、業務遂行に大いに役立ちます。

コミュニケーション力

橋渡し役として、両者の良好な関係を維持することが重要です。コンフリクトを回避し、円滑なコミュニケーションを実現する能力が必要とされます。

ソフトスキル

誰もが万能ではありません。上司や先輩から学び、自ら成長していく姿勢が重要です。書籍やマニュアルの学習、観察・模倣による学習など、あらゆる方法を活用して、スキルアップを図る必要があります。

2.4. ブリッジSEの給与水準

一般的に、BrSEとなるには少なくとも3年の経験が必要とされ、初期キャリアの人材は「フレッシャー」と呼ばれます。このレベルの人材は経験豊富なBrSEのもとで働き、月給は2,000ドル程度となります。

1~2年の経験を積むと、レベル1のブリッジSEとなり、自立して業務を担当できるようになります。この段階の月給は2,000~3,000ドルです。

レベル2のブリッジSEは、状況対応力とコミュニケーション力が求められ、小規模な部門長のような役割を担います。月給は3,000~4,000ドルです。

レベル3のブリッジSEは、個人での業務遂行力に加えて、計画立案やクライアントとの折衝、契約締結など、より高度な能力が必要とされます。月給は4,000~6,000ドルとなります。

長年の経験を積み、一定の実績を挙げたブリッジSEは、レベル4に到達し、自身で会社を設立する条件を備えます。この段階では、プロジェクトからの収益に応じた給与水準となります。

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